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エイプリルフールかぁ

というわけで企画SSでも書いてみますかね。

とりあえず言っておくと嘘じゃないですよw

最近SS更新してないし、たまには更新しないとね。

あと拍手返信でございます~

15:17 こんにちは、リンクを貼っていただきありがとう御座います。これからもよろしくお願いします。
15:18 プチの方をみてくれてありがとうであります。by生植木

いえいえこんなサイトとのリンクを認めて頂きありがとうございます~
いつも生植木さんのSSを楽しみにしてますよ!

さて本日のSSはエイプリルネタです。














「……あぁそういえば僕って男の人でも結構いけるんですよね」

「……は?」

それは何の気もなしに店に来ていた○○が言った一言だった。
あまりに自然に言っているので、僕こと森近霖之助自身、反応が物凄く遅れたわけだが。

「○○……それはどういう意味なんだ?」

「さぁ……どういう意味でしょうね」

「…………」

いつもの○○だったらここで冗談ですよと言ってくれるはずだった。
こんな含みのある言い方をされたら……物凄く気になるわけだが。
だが今の○○に問いただすのは……うん無理そうだ。
いつものあの嫌な雰囲気だからな。

「ではまた来ますね……香霖さん」

最後に嫌な笑みを残して、○○は香霖堂から去っていった……。
……なんだこの嫌な悪寒は。
これはもう……怖いの域に入ってないか?
僕はそんな不安を抱えながら、きちんと律儀に閉めていった店のドアを眺めていた。






















「……っ」

あんなやり取りをしてからしばらくたち、もうそろそろ店を閉めようかという夜。
それは響いた。

「ノ、ノック?」

この幻想郷にノックをして入ってくる人物などそういない。
それに僕の店にノックをして入ってくる人物なんていないに等しい。
つまりかなり珍妙なことなのだ。
だが出ないわけにはいかなかった。

「……だ、誰なんだ?」

「……やぁ香霖さん」

「うわ!?○○!?」

扉を開けると、そこには目を血のように真っ赤に輝かせた○○が立っていた。
思わず僕は引いてしまう。

「こんな夜更けに……どうしたんだ?」

恐る恐る僕は聞いたわけだが、○○は何も言わずに少しだけ笑って店の中に入ってきた。
これは……まさか。
いやそんなはずが……あれは冗談なんだろう?
男の人にもいける……僕を狙って……。

「香霖さん……」

「ぼ、僕にはそんな趣味ないぞ!きみがどんな趣味を持とうと勝手だが僕は関係ない!」

じょ冗談じゃない!
僕にはそんな趣味はないわけだし……そんなのごめんだ。
必死に言いながら下がっていく僕に対して○○は……笑ってる?

「ふふ……やっぱり香霖さんは面白いですね」

「え……え?」

「エイプリルフールってご存知ですか?外の世界の風習ですけど」

エイプリル……フール?
……たしか外の世界の風習で……その日は嘘を……嘘!?

「ま、まさか……」

「えぇまぁ男の人でもってのは……嘘ですよ」

「……なんて怖い風習なんだ」

僕は足の力が抜けてたのをなんとかするため、椅子に座った。
正直気が抜け過ぎて立ってられない。

「ちょっと屋敷のみんなは知らないみたいなんで。知ってそうな香霖さんにやってみました」

「ここから先はやらないでくれ……心臓に悪い」

「まぁ嘘は良くないですからね。ここから先はやりませんよ」

物凄い楽しそうな笑顔のまま、○○は軽くモノを買って帰っていった。
一応お詫びのつもりらしいが……今の僕にはそれくらいでは無理だよ。
エイプリルフール……こんな風習を採用する外の世界は良くわからないよ。
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