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リンク報告!+SS

19:26 此度はリンクありがとうございました!こちらからも貼らせてもらいました~。
19:27 後々じっくりとSSを読ませて頂きますね^^ それでは! (笹原

というわけで笹原さんのVal.bi.oleをリンク追加です!
自分何かのサイトとリンクして頂いてありがとうございます!
笹原さんの漫画は毎日更新が楽しみで仕方ありませんwww

そして本日のSSは久しぶり?の悪乱でございます。

というか残ってたんだよね更新してないのwww













「……あら雨?困ったわね。上海お使いに出したのに……」

魔法の森にあるアリスの家。
魔理沙以外滅多に人の訪れない家である。
だが……そんなアリスの家を今日はノックする音が聞こえた。

「む?」

アリスは誰だか予想が付かずに扉の方へと歩いていった。
いつもここに来る魔理沙はノックなどしないし、そもそも幻想郷の住人のほとんどがノックをしない。
心当たりがないのも当たり前だ。

「う~アリス~開けて~」

「えっ?悪乱?」

聞き覚えのある声に、アリスが急いで扉を開けるとすっかりびしょ濡れになっている悪乱が立っていた。
いつもの黒いローブは水分も吸って重そうだ。

「ちょ、ちょっと待ってなさい!今拭くもの持って来るから……」

「うん……」

その後急いで拭くものを持ってきてアリスは悪乱を家に上げた。
悪乱の体はそれなりに冷えていたが、どうやら風邪の心配などはなさそうだ。

「それで……今日はこんな雨の中どうしたの?」

「上海と遊ぶために来たんだけど……途中で降ってきた」

「あぁ……上海は今香霖堂にお使いに出しちゃったのよ」

「そうなんだ~」

上海も人形とはいえお使いに出したもの的にこの雨では帰って来れないだろう。
それに悪乱を出すわけにもいかず……今夜は悪乱の面倒を見るしかなさそうだった。

「今日アリスの家に泊まっても……良い?」

「うっ……」

どうやら悪乱もこの雨の中出て行くのは嫌らしく、悪乱はすがるような目つきでアリスを見た。
ちょっと迷惑かな?と思ってもアリスに断ることを止めさせるのには十分な威力だった。

「……わかったわよ。でも自分のことは自分でしてね?」

「うんっ!」

無邪気に喜ぶ悪乱に対して小さくため息をつくアリス。
しかしその口元が少しだけ笑ったことにアリス自身気付かなかった。











「それで悪乱はどうするの?私は少しやることがあるからやらせてもらうけど……」

「う~ん……どうしようかなぁ?」

「まぁゆっくり考えなさい。私の邪魔はしないでね」

そう言ってアリスは人形作りを始めた。
今日中に一つ作る予定なのだ。
本当はそのために補充用の糸などを上海に買いに行かせたのだが……。

「…………」

「…………」

黙って作り続けるアリスを、椅子に座ったままじっと見ている悪乱。
その瞳はずっとアリス自身に注がれている。
それに一回気付いたアリスだったが、悪乱が邪魔をしないなら良いかと放置していた。
そしてそのまましばらく時間が過ぎていき……。

「ふぅ……」

アリスが一旦手を止めた。
しかしそんなアリスを今も尚悪乱はじっと見つめていた。
濡れたローブはかけてあるため、持っていた黒いパジャマ姿だ。

「……私を見ていて楽しい?」

「うん。アリスの人形作り見てて楽しいよ?」

アリスの質問に素直に首を縦に振って答える悪乱。
正直アリスには理解出来ないことだった。

「そうかしらね……私はそう楽しいものでもないと思うけど」

「楽しいよ~。だってアリスの表情が少しづつ変わったりして凄く楽しいもん」

「え?」

悪乱は正確にはアリスを見ていたのではなく、アリスの顔をずっと見ていたのだ。
それに気付かされて少しだけアリスが赤くなる。

「ひ、人の表情観察しないで!」

「えー迷惑はかけてないよ?」

「そ、そうだけど……」

「じゃあ良いじゃん」

「…………」

正論と笑顔で見事に何も言い返せなくなったアリスはそのまま人形作りに戻った。
必死に集中しようとしているが、やはり少し気になるようだ。

「…………」

「えへへ」

アリスがチラリと悪乱を見る度に悪乱は笑う。
そしてアリスはすぐに人形作りに戻る。
そんな時間がずっと流れていた。
相変わらず外は大荒れで、上海も帰ってくる様子はなかった……。








「ともうこんな時間?……私はそろそろ寝るけど……」

「寝る!」

アリスが人形作りを止めると、悪乱椅子から降りて近寄ってきた。
だがここでアリスは問題に気付いた。
ここはアリスの家である……つまりベットは一つしかない。

「……どうしようかしら」

「アリスー」

「わっ!ちょ、どこに……」

アリスが考えようとした所で悪乱はどんどんアリスを引っ張って行ってしまう。
逆らうわけにもいかず、どんどんアリスは悪乱に引っ張られていった。

「一緒に寝るの!」

「……え?」

着いた先はもちろんアリスの部屋。
そこにあるアリスのベットに悪乱は先に横になった。
しかも今とんでもないことを口走った。

「……流石にそれは」

「咲夜とかともやってるから良いの!」

「まず、きゃ!」

アリスが言い切る前に悪乱にベットの中へと引きずり込まれてしまった。
有無も言わさずそのまま寝る形にされてしまう。

「えへへ~アリスと一緒~」

「はぁぁ……今日だけ……だからね」

ここまでやられて今頃嫌だは言えない。
それに悪乱の性格はまんま子供である。
だからか、仕方がないという気持ちだけで、アリスは悪乱の行動を許してやった。
決して悪乱の寝顔が見たかったから……という理由ではない。
そのまま悪乱にくっつかれ、いつもとは違う人肌の温もりを感じながらアリスは眠りへと落ちていった……。
























おまけ


「ん……朝?」

アリスが目を覚ますと外は昨日とは全然違う晴れ日であった。
そしてアリスの横には、

「んぅ……くぅ」

「……あぁそういえば悪乱を泊めたんだっけ」

物凄い気持ち良さそうに寝てる悪乱がいた。
アリスの腰の辺りにまだ手がかかっており、寝惚けてアリスに抱きついたのがわかる。

「私も久しぶりにしっかり寝たみたいね……上海はまだ帰ってないのかしら?」

今日は多少は気持ちの良い日になりそうだ……そう考えた時だった。

「おーいアリス!来てやったぜ!」

魔理沙がアリスの家に突撃してきた。
本来ならもうアリスの起きてる時間である。
そう本来なら。

「……あれ?」

「…………」

魔理沙の目に映ったのは一応身は起こしているが、微妙に着衣を乱したアリスとその腰に抱きつく悪乱。
その風景は何か違うものにも見えてしまい……。

「邪魔したぜ」

「ちょ、ちょっと待ちなさい魔理沙!?何が邪魔ってコラーーーー!!?」

「むにゃ……アリスも……大好き……」

何か変な勘違いをして笑みを浮けべて飛び出す魔理沙とその魔理沙を見て嫌な予感がしたアリスがそれを追う。
そんな状態の中……悪乱だけは気持ち良さそうに寝ていた。
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