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さて初の体験だ

まさか自分が他人のリク品を書くことになろうとはw

今日のSSは篠崎さんからのリクエストだよ!

なんというか不思議な内容。

リクエストに答えられたか、凄い不安だけどキニシナイ!

というわけで本当にこれで良かったか怖いんだぜw

あと短いけど許してw













「……どうぞ香霖さん」

「ん……あぁすまないな」

森近霖之助は今、紅魔館のロビーにて○○にお茶をご馳走になっていた。
目の前には○○の淹れてくれた紅茶。
そして紅茶を自分にも淹れると、霖之助の目の前に○○は座った。

「それにしても良かったのかい?仕事とか……」

実を言うところ、霖之助は頼まれた品を届けに来ただけで、お茶をご馳走されるようなことはしていない。
ただ折角だからということで、○○が半ば無理矢理誘ったのだ。

「僕の仕事は今一段落付きましたので……軽い休憩ですよ」

問題ないというように、紅茶を飲む○○。
その雰囲気は妙に合っており、無駄にエレガントだ。

「それなら良いんだが……ん、美味いな」

「まぁきちんとした、人の飲めるお茶を淹れましたから。お嬢様用の特殊なお茶もありましたけど」

「……そっちは遠慮しておくよ」

特殊、つまり血入りのお茶を飲むことを想像し、ちょっとゾッとしながらも霖之助は一旦カップを置いた。
そして辺りを見回す。

「しかしこの広い館を管理する仕事か……大変だな」

「まぁ僕が来るまで、咲夜さん一人でやってたらしいですからね。妖精メイド達は働かないみたいですし」

本来妖精メイドは、主であるレミリアが見た目の趣向のためだけに置いているもの。
つまり実働能力などないし、始めから期待もしていない。
咲夜一人でこの館を管理運営しているのは、当たり前と言えば当たり前だった。

「働かないというのも変ですね。働かなかったの間違いです」

「そういえばきみが来てからか。妖精メイドが働き始めたのは」

「正確には僕が指示を出し始めてからです」

○○が執事として妖精メイドに指示を出してからというもの、紅魔館は変わった。
妖精メイドがきちんと仕事をするのだ。
勿論、今までも仕事をしていた妖精メイドも少しはいるし、未だに仕事をしない妖精メイドもいる。
だがかなりの妖精メイドが、○○の指示を受け、きちんと仕事をしていた。
これにはレミリアや咲夜も驚いたらしい。

「人を使う力か……」

「ん?どうかしましたか?」

「いや、なんでもないよ。さて今日はありがとう」

案外長く話していたのか、二人のカップからは紅茶がもうなくなっていた。
珍しい男二人のお茶会の終わりである。

「いえすみませんね。引き止めてしまって」

「いや構わないよ。たまにはこういう時間は良い」

「そう言ってもらえると嬉しいですよ」

最後に軽く笑い合い、席を立った。
霖之助は店に帰り、○○は執事の仕事に戻る。
いつも通りに戻る時間である。

「ではまた、香霖さん」

「あぁ今度は店でお茶をご馳走しよう」

そうあながち社交辞令でもない霖之助の言葉を聞いて、○○は少し笑った。

「では特製の半妖のお茶でお願いします」

「……勘弁してくれ」
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