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寝坊した!

題名の通り昼寝してて今起きました(ぁ

とりあえず一日遅れのバレンタイン企画なんだぜw

一応バレンタインネタだけど何か間違ってるw

















「……そういえば咲夜さん」

「ん?な、何かしら?」

珍しく○○、咲夜の二人きりで歩いていた廊下。
少し落ち着かない様子の咲夜に対して、突然○○が立ち止まって声をかけてきた。
咲夜もまた、少し焦ったように立ち止まる。

「今日って幻想郷でもバレンタインなんですよね……」

「そ、そうね……」

「咲夜さんは誰かにチョコはあげないんですか?」

「ええ!?っと……」

「……例えば僕とかに」

「!?」

少しだけ少年のような、どこか子供染みた期待の目線を向けてくる○○。
その表情に一瞬ひるんだ咲夜だったが、妙に必死な表情で否定の顔をした。

「そ、そんなわけないじゃない!私があなたにあげるわけないじゃないの!」

「そうですか……」

少し強い調子で言い切ってしまう咲夜。
これには少し理由があった。
実は○○の期待通り、咲夜は○○にあげるためにチョコレートを用意していたのだ。
だがどうも渡せずに、更に指摘されて強く否定してしまっているのだ。
そんな咲夜に対して○○は妙に寂しそうな表情をした。

(し、しまった!?)

○○の寂しそうな表情を見て、内心咲夜は焦っていた。
ここまで強い調子で言ってしまった以上、今頃あるとは言えない。
それ以上に○○に嫌われてしまった可能性もあった。

「咲夜さんのチョコ……欲しかったんですけどね……」

「え、えっと……○……○?」

「でも仕方ないですよね……なら貰いましょうか」

咲夜が内心焦りながら話しかけても、○○はまるで聞いてないように呟いていた。
そして急に○○は行動に走る。

「きゃっ!○○どうしたの!?」

「どうしたって……咲夜さんからチョコを貰うんですよ」

いきなり抱き寄せられ、可愛らしい悲鳴を上げる咲夜に対して、○○は笑顔だった。
そしてどこで用意したのか、チョコシロップの容器を○○は懐から出した。

「んく……」

「んんんんん!!?」

そして○○はそのチョコシロップを口に含むと、そのまま咲夜とキスをした。
口内でチョコを流してきて、咲夜の唾液とも混ざり合う。

「んちゅ……ちゅ……」

「んぅ……んん!!」

咲夜のチョコに塗れた舌をチョコに塗れた○○の舌が絡み取る。
そのまま舐めて、○○は一度咲夜の口内に入ったチョコを舐め食べていく。
それからしばらくして、やっと○○は咲夜から口を離した。

「ふふ……咲夜さんの口って甘いですね」

「なっ!?ちょチョコが甘いのは当たり前でしょ!」

「咲夜さんが甘いんですよ……だってそんなに顔を赤くして、可愛い咲夜さんですから」

「っ!!」

○○の言葉にキスで赤くなっていた咲夜の顔が真っ赤になった。
恥ずかしいとかそういうレベルの話しですらない。
もう熱病になったかのように咲夜の顔は真っ赤だった。
























「さて……これ、ありがとうございますね」

「え……あぁ!!それ……」

○○が咲夜から離れて片手に持っていたのは、咲夜が○○のために用意したチョコの入っている箱だった。
そう、○○は咲夜が用意してくれているのに気付いていながらからかっていたのだ。

「大切に食べますね。きっと咲夜さんと同じで甘いですから」

「……バカ」

本当に嬉しそうな笑顔をして歩き去っていく○○を見て、咲夜は怒る気力すらなくして一言呟いた。
ただその下げた顔は、赤かったが……その口元は少しだけ嬉しそうな笑顔だったという……。
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