正月SSとりあえず前編~
後編に続くだぜw
「明けましておめでとうこーりーん」
「ん?悪乱か……明けましておめでとう」
新年早々に香霖堂に突入してきた悪乱はそのまま魔理沙がいつも座るツボの隣にある椅子に座った。
悪乱は一応椅子を用意しておけばそこに座ってくれるのだ。
もうあの椅子は悪乱専用と言ってもいい位だ。
「えへへ~俺さ~こーりんにクリスマスプレゼントあげたよね~?」
「うん?まぁ貰ったが……」
何故今この話題を?
いや貰って嬉しかったことは嬉しかったんだが……。
「じゃあさ、じゃあさ、お年玉頂戴♪」
……あぁそういうことか。
まぁただでプレゼントだけ貰おうとは考えてなかったが……。
「それで何が欲しいんだ?ここの品物で代用が効くならそうしてもらいたいが……」
「えーとねぇ……これが欲しいの!」
「……え?」
その時悪乱が指差したものに僕は戸惑った……が悪乱が望むならまぁ良いだろう。
しかしあまりにもこう……意外だったな。
「ありがとーじゃあね~」
「今度は客として来てくれよ。それと落とさないようにな」
嬉しそうに笑いながら悪乱は去って行った。
話しによるとまだ行きたい所があるそうだ。
まぁ悪乱が欲しいと言ったものは高いものではないから良いんだが……。
「なんでアレなんだ?」
僕の謎は深まるばかりだった……。
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