FC2ブログ

お久しぶりです

しばらく放置していた愚か者でございます~。

うん仕方ないじゃないか、スランプだったんだから。

というわけでしばらくSSも書いてなかったわけですが……本日は一応リハビリがてら書いてきました~。

でもまぁ……うん。
内容の方は期待しないでくださいw

久しぶりに書いたらまぁ酷い内容でして……。
一応魔理霖で書いたはずなのになぁ。

これはただの魔理沙と霖之助が出てるだけのSSな気がする。

まぁとりあえず久しぶりのSS見てってくださいな。













「二重の嬉しさ」

魔法の森。
人のほとんど立ち入らないこの森にはいくつかだけ家がある。
森の入口にある謎の店、香霖堂。
森に住む人形使いアリス・マーガトロイドの家。
そして自称普通の魔法使い霧雨魔理沙の家である。
その自称普通の魔法使い霧雨魔理沙の家……そこでは今日数週間に一度のことが起ころうとしていた。

「ん……だっ!?」

数週間に一度のこと。
それは溜まりに溜まった魔理沙の収集物によって魔理沙が潰されることであった。
数週間に一度ある彼女の目覚めである。

「あたた……今回も集め過ぎたか……」

何か硬いものが何個も落ちてきたらしく、物の群れから体を起こした魔理沙は頭を押さえていた。
普通に考えれば一度で学習出来そうなものだが、彼女にはそれが無理なようだ。

「ん~……流石にそろそろ限界だぜ」

収集癖のある魔理沙だが、その実決して物に対して執着心があるわけではない。
紅魔館から借りてきた(盗ってきた)本も読んでしまえばただの収集物でしかない。
とにかく集めるのが好きなのが霧雨魔理沙という人物なのだ。
ただし集めるといっても限度があった。
確かに魔理沙の家は足の踏み場や研究する場所。
それに寝る所だってある。
しかしそれ以外の場所全てを物で埋めてしまえば流石に限界は来る。
だからこうやってたまに寝る場所にまで物が侵食してくるのだ。

「良し、今日は持って行くか!」

そう言って魔理沙はあちこちにあるものを適当に掴んで次々と袋に入れていく。
魔理沙があちこちからものを持ってきても家が潰れない理由。
それはこれから行われる行動にあった。










「香霖~今日も持ってきてやったぜ~」

「そろそろ来る頃だと思ったよ」

森にある店、香霖堂。
その店主である森近霖之助の元を魔理沙は訪れていた。
無愛想極まりない態度のこの半妖の青年、彼と魔理沙は本当に昔からの付き合いであった。
今も尚続く関係だが、それはやはり二人共に収集癖がある。
それが大きく関わっているように見えた。

「これでツケはチャラだな」

「それほどの価値があるとは思えないけどね。このガラクタの山は」

魔理沙と同じように霖之助はかなり極度の収集家である。
何だか分からないものでも何でも集めることが好き。
だが魔理沙と霖之助には決定的な違いがあった。
魔理沙は集めるという行為そのもの、霖之助は集めたものを手元に置くのが好きなのだ。
集めるだけ集めて後はどうでも良い魔理沙も魔理沙だが、そのほとんどを手元に置いてしまう霖之助の方が問題はあるのかもしれない。

「ふむ……」

魔理沙は霖之助の元に数週間に一度、収集物を売りにくる。
いや正確に言えば、邪魔になったものを押し付けに来ているだけなのであるが。
しかしそれでも……霖之助は迷惑そうな顔をしつつも魔理沙の持ってきたものを受け取ってくれていた。
しかもわざわざ一つ一つを手に取り、真剣な態度で思考する。
だがそれはどこか新しい玩具を買って貰った子供のようでもあった。

「……へへっ」

霖之助の表情を見て魔理沙は気付かれないように嬉しそうに笑っていた。
魔理沙はこの義理の兄のような関係であった霖之助の子供っぽい表情が大好きであった。
本当に道具が好きなのが伝わってくるこの表情は、魔理沙が何度見ても飽きないものであった。
だからかもしれなかった。
彼女の収集癖が直らないのは。

「ふむ……まぁ良いだろう。これは引き取るよ」

口ぶりからは想像出来ない程霖之助はご機嫌そうであった。
魔理沙には自覚はないが、何か霖之助にとっては嬉しいものがあったのだろう。
そんな顔をする霖之助も魔理沙は大好きであった。
この感情が兄に対する感情によるものによるものか、それとも一人の男性に対する感情なのか。
そこについては魔理沙は分からなかったし、考えもしない問題であったが。

「じゃあ折角だし今日は私が食事を作ってやるぜ」

「ふむ……まぁそれでもツケはチャラにならないけどね」

「ケチな奴だなぁ」

集めるのは楽しい。
そしてその集めたものをこの無愛想な兄に届けるのも楽しい。
一度に二つの楽しさが味わえる行為を……魔理沙が止めるはずがなかった。
だから今日も彼女は集める。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://mutukiakura.blog101.fc2.com/tb.php/185-3b3bdea1