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書きたいもの書いた結果がこれだよ!

リク品なのに自分勝手に書いてみたよ!(ぇ

やっちゃいけないことなのにやってしまったぜw
まぁ良いんじゃないかな。
だって組み合わせだけでどういうのにするかは聞いてないし(ぁ

というわけで何が書きたかったのか良く分からないけどとりあえず指に任せました。
書きたいものを書けたかなぁって感じ。

先に忠告しておきますと最後に開いた時そのまま読むのをお止めすることをお勧めします。
何か思いついたから書いたけどオチが酷いからw

ではリク品で永霖です。













『半妖と医者』


「実験体になってくれないかしら?」

「断る」

満面の笑みでカウンター越しにとんでもないことを言ってくる人物に僕こと森近霖之助ははっきりと拒否の言葉を言った。
それでも目の前の人物……八意永琳は全く笑みを崩さない。
月の頭脳である彼女がしがない店の店主である僕に何の用があると言うのか。

「まぁそう言わずに……安全は保障するわよ?」

「安全を保障されてもね……それは死なないだけだろう?」

永琳の笑みは紫の次辺りに胡散臭い。
はっきり言って僕にとってはあまり好きな笑みではなかった。
それに僕はあの子からこの人の実験の話しは良く聞いている。

「そんなに断る理由を聞きたいんだけど……」

「……実験に協力する理由がまずない。それに……きみの弟子からきみがどんな実験をするかは聞いている」

「……へぇあの子がねぇ」

これはお仕置きの必要があるかしらと小さく聞こえてきたような気がするが気のせいだろう。
鈴仙には悪いことをしたが……今のは僕が悪いんじゃない。
断じてない。

「まぁあの子には後で言うとして……そんな危険な実験じゃないわよ?二三投薬して反応を見るだけ」

その二三できみの弟子がいつもどういう目に合ってるのかは知ってるよ。
そんな言葉が喉の辺りまで出掛かったが、何とか抑えられた。
これ以上鈴仙の立場を悪くしても仕方ない。

「……あの子どこまで話したのかしら」

……顔に出てたか?
なるべく素面でいたつもりだが……少し顔をしからめてたかもしれない。

「……それほど僕で実験をしたい理由を聞きたいんだが」

僕のこの言葉に永琳は顎に手を当て考えるような表情になった。
ここで即答されても困るが……考えられても困る。
言い包められるつもりはないが彼女は月の頭脳とも言われた人物だ。
こちらを翻弄する話術を持っていても不思議ではない。

「貴方が半妖だからよ」

僕が予想しているよりも遥かに永琳は真面目な顔で普通のことを言ってきた。
その表情は先ほどまであった胡散臭い笑顔ではない。
これが彼女……八意永琳の本当の表情の一つなんだろう。

「半妖である貴方は人間にかかる病気も妖怪の病気もかかり辛い。医者としては丁度良い実験材料なの」

今永琳は本音を隠さずに喋っている。
まだ話している途中である以上に僕が口を挟む余裕を与えられていなかった。

「半妖はもちろん幻想郷に他にもいる。でも人間や妖怪、両方と友好的に接してるのは貴方だけなのよ」

それも事実だ。
半妖という時点でどこか他の妖怪や人間とは当て嵌まる場所が違う。
僕は他に半妖に会ったことはないが、実際交友をしているのは僕くらいだろう。
あまり半妖は好かれるものではない。

「だから貴方が必要なの。理解して頂けたかしら?」

「……理解はした。だが実験には付き合えないな」

「そう……」

僕の受け答えは予想がついていたらしく永琳は落胆した様子は見せなかった。
僕は別に半妖であることに何か蟠りがあるわけじゃない。
それとは関係なしにこの店を続けることに支障が出そうな実験には付き合いたくはなかった。
それに今のが彼女の話術であった可能性も否定は出来ない。

「なら血液のサンプルだけで良いわ。それくらい良いでしょう?」

「それくらいなら……」

「今用意するわ」

僕にはそれほど理解は出来ないことだが永琳は手早く僕の血液を取り小さなビンに収めていた。
医療の心得のないものが見ても分からないだけかもしれないが……彼女の使う道具はその存在自体が違うもののような気がした。
そうまるでこの香霖堂にもある外の道具のように。

「今日はこれで帰るわ。でもまだ諦めてはないから」

「……次は客として来てくれ」

「ふふ、それじゃあね」

最後まで彼女のペースで話を進められてしまった。
僕が出来たことと言えば永琳が出て行った後の扉を見て小さくため息をつくだけであった。


















「ふふ……霖之助さんの血液」

永遠亭にある永琳の自室。
そこには先ほど採取したばかりの霖之助の血液があった。
それを見て永琳はどこか狂気の混じった瞳をしていた。

「実験と称して手に入れるつもりだったけど……まぁ仕方ないわね」

霖之助が薬物投与を受ける前の検査と言って始めは手に入れるつもりであった。
予定と違い薬物投与の実験は断られたがこれだけでも収穫は十分であった。
永琳が始めて心の底から求めているもの。
その一部だけでも手に入ったのだから。

「今度はどうやって近づこうかしらね……」

誰もいない部屋で一人微笑む永琳。
その表情には確かに狂気があったが、その表情はまるで一人の少女のようでもあった……。
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