ふ、良いのさ!感想なんてなくても!
(また来た)
「リリーブラック~どこにいるかな~?」
(毎回見つかったら襲われるんだから出て行くはずないのに……)
「リリーブラック?」
(……探してる)
「リリーブラック~!」
(だから呼んでも……)
「リリーブラック……嫌われちゃったのかな?」
(う……)
「そう……だよね。嫌われるようなことすぐしちゃうし……」
(……はぁ)
「あーリリーブラック!」
「……泣くんじゃない」
「リリーブラックだ!リリーブラックだ!」
(聞いてないし……まぁ良いか)
「好き~」
「だから……離して」
「やだ」
(あー恥ずかしい……こんな所見られたら……)
「うぅ……あんな喋らない妖精にすら負けたー!」
(あれ?今何か聞こえたような……)
「ねぇねぇリリーブラック?キスしよ?」
「え……ダ、ダメ!」
「むー良いじゃん」
「「ダメ!」」
(また……今度は誰かの声が重なった気が)
「えへへ~♪じゃ勝手にしちゃうもんね~」
「ん!?(あ、悪乱の口が……)」
「あーーーー!!」
「えへへ~リリーブラックの口の中あま~い♪」
「…………(赤)」
「ねぇ藍……」
「わっ!紫様!どうしたんですかその暗い顔は!?」
「私……悪乱に嫌われてるのかしら……いやみんな私のこと嫌い?霖之助さんも私があんなにアプローチしても気付いてくれないし……」
「そ、そんなことないですよ!紫様何が……」
「あんな雑魚敵に負けた~!」
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