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復活後初SS

リクにお答えするべく頑張った結果がこれだよ!(何
頑張ったけど……多分期待には答えられてないw

というわけで今日はSSがあるわけですが……ちょっと雑記もしますか。

ちょっとした気紛れなんですが……もしかしたら昔書いていたものを書き直してここに載せるかもしれません。
まぁ色々あったけど……なんとなくね。
ついでにこのブログってエロおkだったかなぁ……エロもあるんだけど。
折角なんで調べておきますか。

ではでは本日のSSです。

琉葬さんからのリクの品で紫霖です。













『紫蜘蛛』




僕こと森近霖之助は今最大のピンチに襲われているかもしれない。
それは魔理沙のマスタースパークであったり、霊夢の夢想封印だったかもしれない。
だがこれはそんなものとは比べ物にすらならない。
何て言ったって。
今僕はあのスキマ妖怪八雲紫に何故か押し倒されているのだから。

「ふふ……」

何故こんな状況になっているのか?
その理由は僕にだって分からない。
いやむしろ教えて欲しいくらいだ。
数十分前宴会帰りらしいほろ酔い気味の紫が店を訪れ、少し境界を弄って酔いを覚ますと言った次の瞬間僕は押し倒されていた。
もう何分も赤い顔をしたまま酒臭い紫は僕の上から動かず笑っている。

「霖之助さん……こういうのはお好き?」

「……意味が分からないな。とりあえず退いてくれ」

嘘だ。
紫が何を指して好きかと聞いているのかは理解している。
だが……酔った紫を相手に真面目に切り返しても仕方ないし、実際少し重い。
だから僕は退いてくれと言ったんだが……何がいけなかったのか紫の顔が不機嫌そうになった。

「意味が分からないはずないでしょう……霖之助さんだって男の子なんだから」

紫の暖かく白い手が僕の頬を撫でる。
男の子……か。
妖怪の大賢者である紫にとっては半妖の僕は子供のようなものなんだろう。
きっと霊夢達は赤ん坊みたいなものだな。

「もう一度聞くわ……こういうのは……お好き?」

途端僕の胸が鳴ったような気がした。
さっきの比ではないほど妖艶な紫の言葉と表情。
まさに女郎雲のように巣に引き摺り込もうとする力。
それに捉われそうになって僕は……正気に戻った。

「……っ嫌い、だ。少なくとも……酔ったきみとはな」

「…………」

僕の言葉に紫は眼を見開いて驚いたような表情をし、顔を下げた。
今とんでもないことを言ったような気がするが……気にしない。
僕は心からの本心を言っただけだ。

「そう……そぅ……ん……だ」

「ん?紫……?」

小さく本当に小さく紫が何かを呟いた。
それに聞き耳を立てようと顔を近づけた途端……紫の体が倒れてきた。

「うわ!?……って寝てるのか?」

「すぅ……すぅ……」

僕の上に倒れてきた紫はいつもの態度からは想像が出来ないほどあどけない表情で寝ていた。
それから何とか僕は寝てしまった紫を布団まで運び、式である藍が来るまで気分を落ち着かせるために熱いお茶を飲んでいた。










その後藍が引き取りに来た時の説明はこうだ。
宴会が終わり帰りの途中で紫が突然僕の店に行くと言い出したらしい。
しかし藍は橙を家に連れて行かなければならないし、紫は一人で店に来た。
そして酔いを醒まそうと酔いと正気の境界を弄ろうとして……失敗したらしいのだ。
そのおかげで紫は完全に酔った状態になってしまい、僕に襲い掛かってきたわけだ。
その場ではその説明で納得しておいたが、僕は一つだけ引っかかることがあった。
あの紫がほろ酔いだったとはいえ、自分の境界を弄るのを失敗するだろうか?
まさかわざと酔ったんじゃ……そんな考えが僕の頭にはよぎったが、理由が分からない。
結局のところ後日普通に来た紫にも曖昧にはぐらかされ、謎は謎のままであった……。
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