FC2ブログ

書けた~久しぶりのSSが

すっげえ久しぶりにSS更新でございます~まぁこの前拍手は変えたけどさw

そして本日は物凄い久しぶりの拍手返信もあるんだぜ!
拍手コメに飢えてる自分w

15:20 影でワクワクテカテカしながらSSを待ってます

お待たせしました!!!(何
お望みのものかは分かりませんが、どうぞ収めください。
むしろお望みがあったらリクして(ぁ

ってことで本日のSSは慧霖でございます。
なんというか勢いで書いたスランプ中の奴の作品だから厳しい目で見ないようにお願いしますw












「ん……朝か」

人里にある守護者上白沢慧音の家。
いつも通りの朝……のはずだった。

「ん……なんだ?」

何故か慧音は自分の体に違和感を感じていた。
なんというか……軽いのだ。自分の体が。
そして自分の手を見て、慧音は固まった。

「な、なんだぁぁぁぁぁぁ!?」















「……ちゃんと朝から店を開けててもなぁ」

香霖堂店主である森近霖之助はきちんと朝から店を開けている。
だが、やはりというか当たり前なのだが、全く客が訪れることはなかった。
略奪していく強盗みたいなものなら約二名ほど良く訪れるのだが。
他には世間話に来る客ではないものが来るくらいだろう。

「まぁ……良いか」

元々道楽みたいな商売。
いくら家計簿が苦しくても霖之助は焦ることなく、いつも通り読書をしていた。
一人でゆっくりと読書をする時間が、霖之助には一番大切なのだ。

「り、霖之助!!」

と珍しく朝から誰かこの香霖堂に誰かが来たらしい。
霖之助を呼び捨てにして、玄関から入ってくる人物は限られている。
だからか、霖之助は対して驚きもせずに玄関の方を振り向いて……固まった。

「……誰……だい?」

「私だ霖之助!起きたら何故か縮んでいたんだ!」

「……僕の知り合いにそんな特殊体質な人は紫くらいしかいないよ」

とりあえず霖之助は現実から顔を背けた。
玄関の所で騒いでいる、緑色の髪をした小さな子供の女の子。
頭に小さな角も二本生えているし、物凄い見覚えがあるような気もしたが、霖之助は現実を放棄した。

「体質でなるか!私だ!慧音だ!」

「……はぁ」

新たな頭痛の種が増えたなぁ……と思いながら深く深くため息をついて、霖之助は小さくなってしまった慧音の方を振り向いた。
そこには確かに満月の時の見た目になっている慧音がいた。
ただし体は小さく、声なども完全に子供になっていたが。

(あぁ……僕が世話をしてた頃の魔理沙もこんなもんだったか)

懐かしさを感じながら、どうしても現実から目を背けたくなる霖之助。
霖之助はまだ慧音のことを幻想郷ではまともだと思っていたのだ。
それが小さくなって現れて……目を背けたくもなる。

「頼む霖之助……この体じゃ妹紅の所までは行けないし、里の者に相談するわけにもいかない。頼りになるのはお前だけなんだ……」

「……仕方ないな」

少しだけ泣きそうな表情で真面目に頼まれて断れるほど霖之助は冷たくはなれない。
それにどうせ目を背けたくても現実に起こったことは変えられない。
諦め半分で霖之助はきちんと慧音の方を見た。

「とりあえず座ると良い。落ち着いて話そう」

「あ、あぁすまない」

霖之助に言われてまだ自分が玄関に立ちっぱなしだったことに気付いたのか、少しだけ焦った様子で慧音は店の中に入った。
とりあえず少し小さめの椅子を出してきて、慧音が座ったのを確認すると正面に霖之助も座った。

「とりあえずまずハクタクの体質上の問題とかではないね?」

「それはない……と思う。私自身の歴史をなかったことにすれば可能かもしれないが、私自身どうなるか分からないことだ」

「なら他者からの何か……ということか」

自信なさげの慧音の言葉を素直に信じ、霖之助は真剣に考えるような表情をした。
目を背けるつもりだったにも関わらず、真面目に考えようとしているのだ。

「霖之助……そのすまん」

「ん?」

「頼る当てがなかったとはいえ迷惑だったよな……」

「…………」

本当に悪そうな顔をして、顔を伏せる慧音。
彼女自身責任感が強く、本当なら霖之助にも迷惑をかけたくはなかったのだろう。
だが結果として迷惑をかけてしまっている、それを申し訳なく思っているのだ。
そんな慧音の頭を無意識に霖之助は撫でた。
その行動に慧音は驚いたように顔を上げる。

「うわ!?り、霖之助……?」

「きみが悪いんじゃないんだろ?なら謝らなくて良い」

幼い頃の魔理沙に対しては見せてたかもしれない優しい顔。
今霖之助はそんな珍しい表情を見せていた。
それはきっと今の慧音を子供に見てることになるのだろが、慧音にはあまり関係なかった。
とにかくただただ驚き、そして急に恥ずかしくなってきた。

「り、霖之助!私は子供ではないぞ!」

「ん?……あぁすまない」

「あ……」

自分の抗議で霖之助が手を離したにも関わらず、何故か慧音は少しだけ残念そうな表情をした。
その表情を見て、霖之助は不思議そうな顔をしている。

「あら?お邪魔だったかしら?」

「ん?永琳」

「お前月の……」

少しだけ楽しそうな笑みをして玄関に立っている人物、それは月の頭脳である八意永琳だった。
彼女が店を訪れるのは始めてではないが、どちらかと言うと霖之助の方が永遠亭に呼ばれる方だった。

「いや、慧音が縮んでしまってね。その原因を調べているんだ」

「あぁそのことなら理由は知ってるわ」

「なにっ!?」

「そのことで来たのよ。きっとここだと思ってね」

















「全く。大変な目にあった」

「まぁ良いじゃないか。元に戻れたんだから」

結果から言えば慧音が縮んだのは永琳の作った薬のせいであった。
昨日二人は輝夜と妹紅の戦いの際に戦っていたらしく、その時間違えて永琳が慧音に放ったのだ。
いつもなら毒を受けた歴史を消すらしいが、その時は何も起こらなかったため歴史を消さなかった。
縮む毒は元々人間用に作られたものだったらしい。
結果、半分妖怪である部分が縮まず、妖怪の状態で縮んでしまったのだ。

「……いやそれもそれで……撫でてもらうのも……

「ん?何か言ったかい?」

「い、いやなんでもない!」

もう少し小さくても良かったなぁと密かに思っていた慧音であった……。










スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://mutukiakura.blog101.fc2.com/tb.php/107-3276d449